映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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地下鉄に乗って

地下鉄に乗って
■製作: 2006年日本
■監督:篠原哲雄
■主演:堤 真一
□評価: ☆☆☆  Max=3

女性下着の営業マンの真次は、弟からの電話で父が倒れたという伝言を聞く。そして、地下鉄永田町の駅で偶然中学生時代の教師に会い、今日が兄の命日だと気づく。電車の来ない線からいつも利用している地下鉄銀座線に急ぐと、亡き兄らしき影が目の前を横切っていく。それを追って地上に出ると、そこは東京オリンピック間近に沸く昭和39年の新中野の駅であった。兄の死を機に父親の身勝手さ嫌い、母親の姓を名乗っている真次。再びタイムスリップすると、そこには戦後の混乱の中で必死に生きる父親の姿があった。
「鉄道員」以来の浅田次郎の同名小説の映画化で、父と疎遠だった息子が父親の真の姿をみつけるという時空を超えた親子愛の物語。主人公真次は堤真一が演じているが、自然でとても良い。父親役が大沢たかお、恋人役は岡本綾、その母の若き日は常盤貴子というキャスティングだが、常盤が芝居っぽいのが気になる。
「三丁目の夕日」以来レトロものが流行だが、この地下鉄を使った作品も、常日頃利用している線だけに、引き込まれ自分がそこにいるような気分になる。小林武史が詞と曲を手掛けた「プラットホーム」は、切なくて暖かい画面に実に良く合っている。

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  1. 2006/11/12(日) 17:09:21|
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