映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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三度目の殺人

■製作:2017年 日本
■監督:是枝裕和
■主演:福山雅治
□評価:★★★ Max=3

弁護士の重盛は、これまで担当した公判では勝利にこだわってきた。
ある時、重盛は殺人容疑のかかった三隅という男の弁護をする事になる。その男は、30年前に強盗殺人の前科があった。
今回の三隅は、解雇した工場の社長を殺して金銭を奪い、火をつけた容疑で起訴されている。三角が犯行を自供していることから、この裁判では初めから有罪は免れず、「負け」が決まったようなものだった。
やむを得ず弁護をすることになった重盛だったが、三隅との面会を重ねるうちに犯行動機が釈然とせず、その犯行に疑問を持ち始める。

是枝裕和監督が自らオリジナル脚本を手がけ、主演の福山雅治と『そして父になる』以来2度目のタッグを組んだ法廷心理ドラマ。是枝作品には初参加となる役所広司が殺人犯・三隅役で福山と初共演を果たしている。また、是枝作品「海街diary」で末妹役に抜擢した広瀬すずを、今回は犯行の鍵を握る被害者の娘役に配し、それに応えた広瀬の成長した演技力が光っている。そのほか、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、市川実日子といった確かな演技力の面々が顔を揃えている。
是枝監督は、この作品のテーマは「人は人を裁けるのか」と話したと聞く。何度も出て来る真実に迫ろうとする弁護士と犯人との面会室での凌ぎを削るような会話にもそれが見え、また、役者同士の戦いも見て取れる。
ネタバレにはなるが、裁判は有罪判決で終結、観客に謎を預けまま124分のエンドとなり、これまでの法廷物のようなスッキリ感はなく、少々疲れが残った。
ベネチア映画祭では金獅子賞は届かなかったが、コンペティション部門の日本から唯一の出品作の健闘に拍手を送りたい。
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  1. 2017/09/10(日) 10:27:10|
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