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■イーグル・アイ
■製作: 2008年 アメリカ
■監督: D.J.カルーソ
■主演: シャイア・ラブーフ
□評価: ★★★ Max=3
ジェリーはスタンフォード大学を中退して、世界各地を旅行した後、今はコピーショップで働いている。ある日アパートに帰ると、部屋には武器がいっぱい詰めこめられている。そこに「FBIが踏み込むから逃げろ」との謎の女からの携帯電話がかかる。ジェリーは逃げることが出来ずにテロ容疑でFBIに拘束される。そして、アリアと名乗る女は携帯電話を通じて彼に指示を出し、監視カメラやクレーン車などを遠隔操作しFBIの建物から脱出させる。
法律事務所働くシングルマザーのレイチェルも、音楽の合宿に行った一人息子を人質にとられ、ジェリーと同じように強制的に動きをコントロールされていく。そして、互いに面識のない二人は一緒の行動を取らさせることになり、電話や電光掲示板で次々と指令が出され、秒単位で行動させられていく。FBIからも追われる身となり、恐怖に襲われながらも生き延びるためにはアリアの声に従うしかない。
スティーヴン・スピルバーグが10年間暖めたものを製作総指揮して、D.J.カルーソにメガホンを取らせたスリリングなアクション作品。主演はスピルバーグの秘蔵っ子といわれ『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』『トランスフォーマ』で一躍スターになったシャイア・ラブーフで、監督とのコンビで『ディスタービア』も撮っている。一緒に行動するレイチェルには『M:i:III』『近距離恋愛』のミシェル・モナハン。2人を追い続けるFBI捜査官役はもベテランらしい渋い演技のビリー・ソーントン。
携帯電話や街灯カメラなどでの監視社会になりつつあると言われているが、その一端を切り取り脚色し時計を少し進めたようなストーリーを、勢いのあるカメラワークでスリリングに見せてくれる。
東京フォーラムでの試写会でみたが、大画面で音響も良いこともあり、これまでの映画にはない迫力あるアクションの連続に思わず体が動いてしまうほど。ストーリーも意外性に富んでいて、二転三転し、先が読めないのも良い。米興行成績で初登場1位を獲得したのも判る。
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- 2008/10/11(土) 13:41:40|
- 映画寸評
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