映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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さまよう刃

さまよう刃
■製作:2009年日本
■監督:益子昌一
■主演:寺尾聰
□評価:★★★ Max=3

長峰重樹は、数年前に連れ合いを乳がんで亡くした後、高校一年になる一人娘とともに暮らしている。その最愛の娘が、花火大会の帰路、少年達によって拉致され、凌辱のあと殺されてしまう。
失意のどん底にいた父親・重樹に、謎の密告電話があり、犯人を知ることになる。少年法によって守られ極刑は望めない犯人に対し、苦悩しながらも、重樹は復讐を誓う。それが何も解決しない虚しい行為だと分かっていながら、父親は自ら犯人を追い始め、その一人を殺害する。そして次の情報も手にする。
一方、長峰を追う刑事・織部と真野は、娘を殺された父親の気持ちと犯罪者の少年を守るかのような少年法の狭間で揺れ苦悩する。

『秘密』『容疑者Xの献身』など映画化が相次ぐ東野圭吾の同名のベストセラー小説を、行定勲監督作品のプロデューサーであり、脚本家としても知られる益子昌一がメガホンを取って映画化。
主役長峰を『半落ち』『博士の愛した数式』などで、名優の地位を確固たるものにした寺尾聰が演じ、圧倒的な存在感を見せている。また、主人公を追跡する刑事役を竹野内豊と伊藤四朗がしっかりと固め、丁寧な描写もあって非常に見応えがある作品となっている。
テレビ放映を見逃して、DVDを借りて見たが、期待に違わず重厚な人間ドラマを堪能した。
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  1. 2012/08/14(火) 16:04:47|
  2. 映画寸評
  3. | コメント:0

トータル・リコール

トータル・リコール
■製作: 2012年アメリカ/カナダ
■監督: レン・ワイズマン
■主演: コリン・ファレル
□評価: ★★★   Max=3

記憶を簡単に売り買いされそることができるようになった近未来、世界規模の戦争後に人類はわずかに残った土地で裕福なブリテン連邦と貧しいコロニーの二つの地域に分かれて生活している。コロニーに住む人々は退屈な日々に刺激を求めてリコール社の人工記憶を買いに行き、不満を解消している。
工場労働者のクエイドもその一人で、ある日記憶を買うためにリコール社の人工記憶センターを訪れる。ところが彼の記憶が書き換えられようとした時、いきなり連邦警察官から攻撃を受ける。そして自分の知らなかった戦闘能力に気付き、困惑しながら家に帰ると、今度は妻のローリーが襲ってきた。
ローリーは「記憶を消され、その上に新しい記憶を植えつけられただけ。クエイドという人間など、この世には存在しない」と話す。彼女を振り切り逃げるクエイドは、その先に数々の謎メッセージと共にメリーナという女性と出会う。

フィリップ・K・ディックの短編小説を1990年に映画化した『トータル・リコール』をリメイクしたSF大作。前作はポール・バーホーベン監督、当時人気絶頂だったシュワルツェネッガーが主演し、大ヒットを飛ばした。
2012年のリメイク版は、『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマンが監督、シュワルツェネッガーが演じた主人公を『マイアミ・バイス』『ヒットマンズ・レクイエム』『フライトナイト/恐怖の夜』などのコリン・ファレルが演じ、その妻を『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセイルが熱演する。
今回の映画は、アクションが迫力満点で近未来を描写するVFXも斬新で目を奪われる。スリルあるアクションで魅せる娯楽作品に仕上がっていて、前作とは全く別の作品に進化している。
  1. 2012/08/13(月) 20:10:46|
  2. 映画寸評
  3. | コメント:0

キツツキと雨

キツツキと雨
■製作: 2011年日本
■監督: 沖田修一
■主演: 役所広司
□評価: ★★☆   Max=3

人里離れた山村に住む岸克彦は、早朝から仲間と山林に入り、木の伐採をして生計を立てている。妻に先立たれ、家族は定職に就かない息子の浩一だけだった。ある日、仕事の途中、ゾンビ映画の撮影で村に来た青年、田辺幸一と出会う。車が溝にはまって立ち往生している幸一らを撮影現場まで送ると、ゾンビのメイクをされエキストラ出演する羽目になる。嫌がりながらも内心はまんざらでもない克彦は、やがて幸一が監督の撮影を手積極的に伝うようになる。
ある夜、露天風呂から上がり、幸一は、父親が買ってきたビデオカメラをきっかけに、映画を撮り始めるようになったことを語る。そして、実家の旅館を継がなかったことで、父親は後悔しているだろうとも言う。その幸一の姿に、克彦は息子と自分自身を重ねるようになる。

山深い土地で森林業をする男と、デビュー作の撮影にやって来た若い映画監督が出会い、年齢や環境を超えて心を通わせ合うハートウオーミンなドラマ。
『南極料理人』の沖田修一がメガホンを取り、主役の木こり役の役所広司、新人映画監督役には小栗旬が助演している。このほかに、若手実力派の高良健吾のほか、山崎努、平田満、伊武雅刀といったベテラン陣がコミカルに共演している。
2011年・第24回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞した作品で、見終わった後に爽やかさと温かさが残る作品。
  1. 2012/08/13(月) 20:08:06|
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  3. | コメント:0

らいむ

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