映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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真夏のオリオン

■ 真夏のオリオン
■製作: 2009年日本
■監督: 篠原哲雄
■主演: 玉木宏
□評価: ★★☆  Max=3

倉本いずみの祖父は、日本軍の潜水艦イ-77の艦長だった。そのいずみの元にアメリカから1枚の楽譜が添えられた手紙が届く。いずみは、この楽譜が何故敵であった米軍人の手に渡り、どうして60年以上経って戻ってきたのか、その真相を知ろうとイ-77唯一の生存者、鈴木を訪ねる。
祖父の倉本孝行は、親友・有沢とは海軍幹部候補生の頃からの付き合いで、倉本は美しい有沢の妹の志津子と恋仲になっていた。その楽譜は、戦地に赴く倉本への想いを吉兆をもたらすというオリオン座に託して志津子が書いた「真夏のオリオン」という曲だった。そしてそこには「オリオンよ、愛する人を導け」というイタリア語の手書きのメッセージが添えられていた。

64年前の1945年8月、日本海軍は最後の防衛ラインとして、沖縄南東海域に5艘の潜水艦を配備していた。しかし、アメリカ艦隊に次々と撃沈され、有沢が艦長を務める4艘目のイ-81も駆逐艦パーシバルに葬られてしまう。残る1艘となったイ-77の倉本は、親友の有沢から最後のメッセージを受け取り、新入隊員にハーモニカで「真夏のオリオン」を演奏するように指示する。そしてイ-77の若い艦長倉本は、敵艦艦長スチュワートとの最後の戦いに挑む。

第二次大戦末期、最後の砦となった潜水艦を指揮する若い艦長とその乗組員たちが戦い抜いていく姿を、玉木宏の主演で描いた戦争ドラマ。
池上司の小説「雷撃震度一九・五」を、「ローレライ」「亡国のイージス」の福井晴敏が映画用に脚色し、「地下鉄に乗って」「山桜」など人間ドラマに定評がある篠原哲雄がメガホンを取った。
共演は、北川景子がいずみと祖母の1人2役を、有沢には映画初出演のCHEMISTORYの堂珍嘉邦が就いている。この周りを、芸達者な吉田栄作、鈴木瑞穂、益岡徹、ハリウッド俳優デイビッド・ウィニングなどが固めている。
今までの戦争映画はとかく死を美化していたが、この作品では死と直面しながら生きようとする若者たちを画いていて、新鮮味がある。また、日米の艦長の頭脳戦も見ていて楽しめる。
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  1. 2010/08/16(月) 20:32:11|
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交渉人 THE MOVIE

■ 交渉人 THE MOVIE
■製作: 2010年日本
■監督: 松田秀知
■主演: 米倉涼子
□評価: ★☆☆  Max=3

現金輸送車から2億6000万円を強奪事件が発生する。逃走した犯人たちは、ショッピングモールに車ごと突っ込み、そこに居合わせた50名を人質にとって立てこもる。事件発生から30時間近くが経ち、警視庁捜査一課の交渉のプロ宇佐木玲子が犯人との交渉に入る。しかし間もなく、犯人はショッピングモールを爆発。人質たちはパニックで逃げ出し、犯人たちはそれに紛れて逃走するが、何故か手つかずの現金と主犯格と見られる老人が残されていた。
それから数週間後。久々の休暇を取り北海道に向かうため羽田空港に着いた玲子は、不審な青年を目撃する。玲子は、すぐに彼が立てこもり犯に脅されていた木元祐介だと気づき、偽名で登場した木元を追って鹿児島行きに乗る。
そして、玲子のいやな予感が当たり、離陸直後にハイジャックされてしまう。

2008年に放映された米倉涼子主演の人気TVドラマ、「交渉人」シリーズを劇場版化したハードボイルド・サスペンス。陣内孝則や筧利夫、笹野高史などのTVの出演者に加え、反町隆史、成宮寛貴、柳葉敏郎、橋爪功、津川雅彦、林遣都など早々たる俳優陣が出演している。メガホンを取ったのは、TVで演出も手掛けた松田秀知。
飛行機の中での行き詰る頭脳戦に加え、米倉の派手なアクション、反町にしては珍しい犯人役など、一工夫したハードボイルド作品に仕上げている。しかし、飛行シーンはCGとすぐに分かり、また音楽もありきたりで、手に汗を握るスリルに溢れた作品とは言いがたい。
  1. 2010/08/16(月) 12:00:33|
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新しい人生のはじめかた

■ 新しい人生のはじめかた
■製作: 2008年アメリカ
■監督: ジョエル・ホプキンス
■主演: ダスティン・ホフマン
□評価: ★★☆  Max=3

CMソングの作曲家をしているハーヴェイは、離婚後ニューヨークで気ままに一人暮らしをしている。しかし彼の作る曲は古臭く、新作のプレゼンには若手を使うと上司から言われる。
そんな中、イギリスに暮らす一人娘スーザンの結婚式のため、ハーヴェイはロンドンに向かう。そしてヒースロー空港で統計局員の中年女性ケイトからアンケート調査を依頼されるが、仕事のいらいらから邪険にしてしまう。

元妻は、今は他の男と結婚し娘たちも慕っていると分かっているハーヴェイは、一人ホテルに宿を取る。結婚式の前夜に開かれた食事会に出席したものの、仕事の電話に応対しなければならず、そのうちに席も隅に移され、スーザンには結婚式のヴァージンロードはブライアンと歩くと言われてしまう。
翌日、遠くの席から娘の花嫁姿を見届けた彼は、ニューヨークへ戻ろうと空港へ向かったが渋滞に巻き込まれ、飛行機に乗り遅れてしまう。失意のどん底の彼は、立ち寄った空港のバーで、偶然ケイトと出会う。

ハリウッドのアカデミー賞俳優ダスティン・ホフマンとイギリスの演技派女優エマ・トンプソンが共演する大人の恋愛ストーリー。共演はキャシー・ベイカー、 ジェームズ・ブローリン、アイリーン・アトキンス など。監督は、イギリスの新鋭、ジョエル・ホプキンスで、脚本は監督がふたりを想定して書き上げたもの。

物語は、人生の転機を迎えた中年の男女の恋愛がテーマで非常に分かり易いが、それだけに次が分かってしまい物足りない面がある。ダスティン・ホフマンは相変わらずしっかりした演技だが、エマ・トンプソンも婚期を逃した女性を見事に演じている。この共演は華があまりなく、ミスマッチのようにみえるが、安心して見ることができる。 ほのぼのしたハートフルドラマと一言で言える作品。
  1. 2010/08/16(月) 11:22:39|
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