映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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ぐるりのこと

■ぐるりのこと
■製作: 2008年日本
■監督: 橋口亮輔
■主演: 木村多江、リリー・フランキー
□評価: ★★★  Max=3

1993年の東京。小さな出版社で女性編集者の翔子と、頼りないものの法廷画家として働くカナオは、どこにでもいる幸せな夫婦だ。そんな平穏な生活の中で翔子は子を身籠るが、産まれてきた子どもを亡くしてしまう。初めての子どもの死に、翔子は落ち込み、精神的に追い詰められて、うつ病になり日増しに重くなるっていく。カナオは、そんな翔子を温かく支えようとする。そして、困難に直面しながらも、カナオの愛で翔子は徐々に元の平穏な心を取り戻してゆく。

第54回カンヌ国際映画祭で『ハッシュ!』が絶賛された橋口亮輔が、6年ぶりにオリジナル脚本・監督に挑んだ作品。一組の夫婦が、生後まもない子供の死をきっかけに妻が罹ったうつ病を乗り越える90年代が舞台のドラマで、うつ病は橋口監督も経験者でもある。
主演は、『怪談』の木村多江と、『東京タワー・・・』の原作者リリー・フランキーで、二人ともに、映画初主演作品となる。この他のキャストは、倍賞美津子、 寺島進、安藤玉恵、八嶋智人、寺田農、柄本明、田辺誠一、斎藤洋介、温水洋一、加瀬亮など、一流をずらりと揃えている。
作品は、クライマックスらしきものはなく、飄々としたリリー・フランキーに代表されるように淡々と進んでいくが、後に残る温かみが何とも言えない。
また、うつ病に罹り精神的に追い詰められていく木村多江の演技は、凄まじい一言で、平穏時の癒される顔とのギャップが素晴らしい。また、翔子の母親役の倍賞は味のある演技、真面目と対極の兄夫婦役の寺島と安藤の演技もまた楽しめる。
DVD出見たが、満点の★は久しぶり。
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  1. 2010/01/28(木) 18:12:34|
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アバター

■アバター
■製作: 2009年アメリカ
■監督: ジェームズ・キャメロン
■主演: サム・ワーシントン
□評価: ★★☆  Max=3

22世紀。戦争で下半身不随となった元海兵隊員のジェイクは、地球から5光年離れた惑星パンドラにやって来る。彼は双子の亡き兄に代わって、人間と先住のナヴィ族の遺伝子から造られたハイブリッドに意識を送り込むことでアバターに変化を遂げるためだ。この「アバター・プロジェクト」の目的は、パンドラに眠る貴重な鉱物資源を得るために先住民を排除することにあった。
アバターという分身によって身体の自由を再び得たジェイクは、未知なる星パンドラで任務につく。そして、ジャングルに分け入ったジェイクは、狼に似た動物に襲われるが、ナヴィ族の王女に助けられ、その星に住むナヴィ族と交流するが、やがて資源を巡って人類とナヴィ族との戦いに巻き込まれていく。

巨匠ジェームズ・キャメロン監督が「タイタニック」以来12年ぶりに送り出したSF超大作のアドベンチャー映画。構想14年、製作4年という年月をかけ、カメラやシステムすべてが新開発のデジタル3Dで撮影されたという162分の超大作。

出演者は主演のジェイクに「ターミネーター4」のサム・ワーシントン、友人の科学者にシガーニー・ウィーヴァー、王女に「スター・トレック」のゾーイ・サルダナなど実力派が顔をそろえている。
3Dの映画は久しぶりだが、手前に飛び出すのではなく、自然な感じで見ているうちに3Dであることを忘れて圧倒的スケールの映像と壮大なストーリーを楽しめた。また、3Dテレビなどのニュースが流れる中で、最新の3D映像技術を経験できた。ただ、2時間40分という長さは少しだらけるし、目が疲れる。
  1. 2010/01/09(土) 18:14:02|
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秋深き

■秋深き
■製作: 2008年日本
■監督: 池田敏春ン
■主演: 八嶋智人
□評価: ★★☆  Max=3

寺田悟は、三十代半ばの平凡な中学校の理科の教師だが、仏壇屋の親が勧める見合い話には目もくれない。というのも、大阪・北新地のクラブの、胸の大きな美人ホステス一代に惚れ込み、酒も飲めないのに、毎日店に通いつめているからだ。
そして、寺田は意を決して一代にプロポーズするが、なんと一代は申し出を受け入れる。悟は親に黙って家を出て、婚姻届を提出し二人は新しい生活を始める。しかし、一緒に暮らすうちに悟は、一代の過去の男性遍歴気になり、嫉妬はエスカレートしていく。そんなある日、一代は胸の痛みを訴え病院へ行き、乳がんと診断される。

第二次対戦前後に活躍した小説家・織田作之助の小説「秋深き」と「競馬」を原作に、「ハサミ男」の池田敏春監督が舞台を現代に移して、不器用な男女の純愛を映画化。
主演は、「トリビアの泉」で司会の八嶋智人、相手役一代にはグラビアアイドル出身の佐藤江梨子。そのほか、赤井英和、渋谷天外、山田スミ子、佐藤浩市などが共演している。
冴えない夫婦役のキャスティングに八嶋と佐藤は合ってはいるが、八嶋の演技は舞台仕様で少しオーバー気味だ。病気を放っておく話の展開には釈然としないが、クライマックスに明かされる話にはホロリとくる。この辺に大阪庶民の人情を描いた織田作之助の原作が見て取れる。
  1. 2010/01/09(土) 18:10:57|
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らいむ

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