映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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天使と悪魔

■天使と悪魔
■製作: 2009年アメリカ
■監督: トム・ハンクス
■主演: ロン・ハワード
□評価: ★★☆  Max=3

宗教象徴学の権威のロバート・ラングドン教授は、ローマ教皇が病死し、次の教皇を選出する選挙(コンクラーベ)が行われようとしているバチカン皇国から助けを求められる。17世紀、バチカンに弾圧されことから秘密裏に結成されたイルミナティが、復讐のために科学者ヴィットリアらが開発した核以上の驚異的な破壊力を持つ「反物質」を奪い、ローマのどこかに隠したというのだ。行方の分からない反物質は電池が切れれば爆発し、バチカンも灰と化してしまう。その上、イルミナティは教皇最有力候補の4人を拉致してしまう。彼らは、候補達に科学の四大元素である「土」「空気」「火」「水」を表わす焼き印を胸に押しつけ、一時間ごとに惨殺すると予告してきた。イルミナティにつながる暗号から処刑場所と反物質の在処の特定を試みるラングドンだったが…。

ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で大ヒットした「ダ・ヴィンチ・コード」の続編として同じコンビで撮った作品。前作ではキリストの血脈に迫ったが、今回の作品では宗教“天使”と科学“悪魔”の対立がテーマとして横たわっている。前作はなかなか理解がし難いところがあったが、今回は反物質の爆発と教皇最有力候補の処刑という二つのタイムリミットにより緊迫度が増して、楽しめるエンターテインメントに仕上がっている。また、秘密のヴェールで覆われてきたバチカンのコンクラーベの様子が見られるのも、面白い。
ヒロインの科学者ヴィットリアには『ミュンヘン』のイスラエル人女優アイェレット・ゾラー。
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  1. 2009/11/23(月) 16:37:12|
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ゼロの焦点

■ ゼロの焦点
■製作: 2009年日本
■監督: 犬童一心
■主演: 広末涼子
□評価: ★★☆  Max=3

お見合いで真面目そうな鵜原憲一との結婚を決めた禎子だったが、結婚式から7日後、憲一が前勤務地の金沢に引継ぎのために戻ったまま、帰宅予定の日が過ぎても帰ってこなかった。お見合いだけに、憲一の過去をほとんど知らない禎子は、どうして失踪したのか分からず、堪り兼ねて消息を追いに金沢に向かう。
そして夫のかつての得意先の耐火煉瓦会社を尋ねた禎子は、日本で初めての女性市長誕生をと選挙応援する社長夫人の室田佐知子と、貧しく学校も出ていない受付の田沼久子に出会った。
一方、憲一の失踪と同じ時期に二件の殺人事件が起こり、被害者は両人とも憲一に関わりのある人間だった。

生誕100年を迎えた松本清張の同名小説の映画化。『ジョゼと虎と魚たち』、『眉山』『グーグーだって猫である』の犬童一心が監督し、夫に失踪された新婚の妻が、夫を探すうちに連続殺人事件に巻き込まれていく様を描き出している。昭和30年代初期を描くために韓国ロケを多用したというが、田舎道が舗装されているのまではカバーできなかったようだ。

主役は『おくりびと』での好演が記憶に新しい広末涼子。これに『嫌われ松子の一生』の中谷美紀と『ぐるりのこと』の木村多江という演技派二人が競演している。特に中谷のきつい目と木村の頼りなげな表情の演技は目を見張る。残念なのは、広末があの舌たらずのしゃべりだけでなく、ナレーションもやっていて、作品に薄っぺらさを与えてしまっている。1961年の野村芳太郎監督の作品も見たことがあるが、久我美子の物静かだが芯のある禎子役の方が松本清張には合っていると思う。
  1. 2009/11/14(土) 18:33:41|
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デュプリシティ

■デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜
■製作: 2009年アメリカ
■監督:トニー・ギルロイ
■主演: クライヴ・オーウェン
□評価: ★★☆  Max=3

イギリスのMI6を退職した元諜報員のレイは、フリーの産業スパイに転身する。そのクライアントはトイレタリー用品業界で新興のエクイクロム社で、業界トップのB&R社を激しく追い上げている。
エクイクロムでの彼の任務は、画期的な新商品を開発したというライバルB&R社から新商品の最高機密を盗み出すことだった。一方、B&R社もそれに対抗しようとCIAの元諜報員クレアを雇っていた。
この二人、5年前に出会ってからローマやマイアミでも会い、今またニューヨークで出会ってしまった。かつてレイはクレアに重要書類を盗み取られたことがあるが、数度の出会いを通して密かに愛し合うようになり、二人は雇われた会社を騙し、新製品情報を盗み出して大金を手にしようと画策していた。

"Duplicity"とは「二枚舌」とか「二重性」という意味。『フィクサー』でアカデミー賞にノミネートされたトニー・ギルロイ監督の2作目の作品。トイレタリー業界の企業戦争の中で生きる元MI6と元CIAのスパイカップルの試練を描いたクライム・ムービー。
主演の色男スパイに『ザ・バンク 堕ちた巨像』のクライヴ・オーウェン、恋人の女スパイには主演復帰作のジュリア・ロバーツという演技派の豪華キャスティング。
脇のライバル会社の雇い主役にトム・ウィルキンソン、ポール・ジアマッティが扮している。

過去と現在が行ったり来たりしてストーリーは分かり易くはない。頭脳合戦のハラハラとウィットに富んだユーモラス会話、最後のドンデン返しも楽しめる痛快ムービーに仕上がっている。
  1. 2009/11/03(火) 15:57:34|
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鑑識・米沢守の事件簿

■鑑識・米沢守の事件簿
■製作: 2009年日本
■監督: 長谷部安春
■主演: 六角精児
□評価: ★★☆  Max=3

無差別爆破テロの標的となった東京ビッグシティマラソン、警視庁の杉下右京と亀山薫が事件解決に奔走する傍ら、鑑識課の米沢守は、マラソンの映像を顔認証システムでサーチしてテロ犯を追っていた。米沢はその画像の中に、数年前に離婚届を残して米沢の前から姿を消した元妻の知子の姿を見つける。そして、その女性の住所を調べて訪ねるが、会うことも無く帰宅する。
そして翌日、その女性が死体となって発見される。彼女は妻とは別人で、所轄の刑事・相原の元妻だった。そして所轄の自殺の結論に疑問を持った米沢は、同じように異を唱える相原とともに、極秘捜査を開始した。

監督は、火曜日の女、大都会、大江戸捜査網、あぶない刑事、相棒などを手がけ日本のアクションドラマでは屈指の長谷部安春。残念ながら今年6月に77歳で他界、これが監督の遺作となった。水谷豊主演の「相棒」シリーズのスピンオフ作品で、このシリーズの右京、薫に次ぐ人気キャラクターである鑑識課の米沢守を主人公にして、東京ビッグシティマラソンの爆破テロ事件に隠されたもう一つの事件の行方を描いている。主演は「東京タワー」の個性派俳優・六角精児。共演に萩原聖人、萩原聖人、市川染五郎、紺野まひるなどが出演している。

犯人探しのストリーだが、捜査の初めの頃に名のある俳優が少し顔を出すことから、犯人はこれだと思い込むと、最後にはドンデン返しがある。
本編の水谷豊、寺脇康文らも顔見世程度に出てくるが、派手なところはない。、米沢が相原刑事とともに一つ一つ疑問を解いていく地味なものだが、時折でる米沢のマニアックでコミカルな言動は笑える。少し残念なのは、相原刑事の「これはないでしょう」という行動だ。
  1. 2009/11/01(日) 10:06:47|
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