映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

| ADMIN | UPLOAD | DESIGN | NEW ENTORY |

クライマーズ・ハイ

■クライマーズ・ハイ
■製作: 2008年 日本
■監督: 原田眞人
■主演: 堤 真一
□評価: ★★☆  Max=3

悠木和雅は、群馬県前橋の地方新聞社である北関東新聞社の遊軍記者。1985年8月12日、この日悠木は会社を終えてから、友人の販売局員の安西と一緒に谷川岳の衝立岩に挑戦する予定だった。待ち合わせ場所の駅に向かおうとする悠木に、県警記者クラブの記者から「ジャンボが消えた」という会話を聞いたという電話が入る。気にも止めずに出かけようとしたその時、テレビが第一報を伝えた。「羽田発大阪行き日航123便が消息を絶った」というのだ。
現場が群馬県側なら、地元の北関東新聞にとっては大事件であり、編集局長は一匹狼の悠木をこの報道の全権デスクに指名する。この事故をどう報道するかの全ては悠木に任されたのだ。さっそく悠木は県警キャップの佐山ら二人を事故現場に向うように指示する。そしてそれは未曽有の大事故を報道する紙面作りの始まりだった。
そんな中、親友の安西がクモ膜下出血で手術を受けていると知らせが届く。

原作は「半落ち」「出口のない海」の横山秀夫による同名のベストセラー小説。著者自らが上毛新聞記者時代に遭遇した日本航空墜落事故をもとに、地元新聞社を舞台に小説に書き上げたもので、2006年に佐藤浩市主演でNHKがドラマ化し好評を博した。この原作を「突入せよ! あさま山荘事件」の原田眞人監督が堤真一をメインキャストに映画化。共演には、県警キャップに堺雅人 、スクープを狙う女性記者に尾野真千子 といった若手を起用した反面、周りには新聞社の社長に山崎努、安西の息子に小澤征悦などの演技派を配置している。
再現された墜落事故現場は機体残骸の位置も忠実に再現されたということだが、当時はまだなかったペットボトル入りの水を飲むシーンもあり、少し雑な感じも受けた。しかし、現在の衝立岩への挑戦シーンが時折入っても、ストーリー展開のテンポが良く、臨場感や緊迫感もあり、苦悩の一週間にいつの間にか引き込まれ145分も短く感じた。
これは、原作を読んでいて人間関係が頭の中に入っていたからで、原作を読んでから見ることを是非勧めたい。
スポンサーサイト
  1. 2008/07/21(月) 17:33:20|
  2. 映画寸評
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

てれすこ

■てれすこ
■製作: 2007年 日本
■監督: 平山秀行
■主演: 中村勘三郎
□評価: ★★☆  Max=3

江戸太平の世、品川に住む新粉細工職人の弥次郎兵衛は、遊郭「島崎」の売れっ子花魁のお喜乃に思いを寄せている。お喜乃から病で床に伏した父親に会いので足抜けをと打ち明けられ、その画策を手伝うことに。弥次郎兵衛の幼馴染みの役者の喜多八は、忠臣蔵の舞台で大失態を演じたことから江戸には居られず、三人一緒に西へと旅に出る。そのころ、関西では万病に効能があるという「てれすこ」と呼ばれる謎の生物が現れ、珍道中の三人の前にも様々な形のてれすこが・・・

「しゃべれどもしゃべれども」で現代の落語界を描いた平山秀行監督が、今度は十返舎一九の「東海道中膝栗毛」を元に、落語の「てれすこ」「狸さい」「浮世床」などのネタを組み込み、コメディ時代劇のメガホンをとった。江戸時代の能天気な人々を中心にしたほのぼのとした話だが、豪華なキャスティングで笑いに重みを付けている。
中村勘三郎と柄本明のコンビ、お喜乃役の小泉今日子をメインにラサール石井、笑福亭松之助、淡路恵子、間寛平、藤山直美、國村隼、笹野高史などの芝居達者が周りを固める。変わったところでは山本浩司、吉川晃司、鈴木蘭々なども顔をだす。
日曜日にのんびりとストレス解消するのに適した、意外と新鮮さのある映画である。


  1. 2008/07/20(日) 16:10:59|
  2. 映画寸評
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

築地魚河岸三代目

■築地魚河岸三代目
■製作: 2008年 日本
■監督: 松原信吾
■主演: 大沢たかお
□評価: ★★☆  Max=3

商社マンの赤木旬太郎は、同期より早く昇進し人事課長に抜擢されるが、その初仕事はリストラの陣頭指揮をとることだった。恋人の装飾デザイナーの明日香とは結婚を考える日々だったが、明日香が早朝Tシャツにジーパン姿で築地に向かって自転車で走る姿を目撃し、明日香が魚の仲卸商で働いていることを知る。仲卸の老舗「魚辰」の二代目店主の父親が、膝の手術で入院して、店を手伝っていたのだ。旬太郎は居たたまれずに「魚辰」を手伝い始めるが、足手まといになるばかり。しかし、商社勤めと違って、雑だが人間味あふれる人々が働き、活気に満ちた魚河岸に旬太郎は惹かれ始める。

築地市場で働く人々の姿を描いた鍋島雅治の同名のコミックを、『なんとなくクリスタル』で監督デビューし、暫くTV界での演出を手がけていた松原信吾がメガホンを取った。松竹では『男はつらいよ』『釣りバカ日誌』に続くシリーズ作品として、すでに続編の製作が決定している。
主演は、『世界の中心で愛をさけぶ』や『地下鉄に乗って』などで映画俳優としての地位を固めた大沢たかおで、コミカルな役どころも良く演じている。恋人の明日香役は、映画の『ゲゲゲの鬼太郎 』『山桜』やTVの『猟奇的な彼女』で売れっ子の田中麗奈だが、演技はしっかりしている。他の共演は、伊原剛志、柄本明、伊東四朗などの芸達者で周りを固めているが、森口瑤子の美しさも際立っていて良い。
みんな良い人というベタベタの人情劇だが、それだけに見た後にはホッとした感じが残った。

  1. 2008/07/04(金) 17:24:47|
  2. 映画寸評
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

らいむ

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Links

Counter

カウンター by  HomePage Counter
06 | 2008/07 | 08
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

Search