映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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大いなる陰謀

■大いなる陰謀
■製作: 2007年 アメリカ
■監督: ロバート・レッドフォード
■主演: メリル・ストリープ
□評価: ★☆☆  Max=3

 大統領選出馬の野望を抱くアーヴィング上院議員は、テレビ・ジャーナリストのジャニーンをオフィスに呼び出す。彼は、アフガニスタンで進行している対テロの極秘作戦の情報をリークする。そしてその代わりに、この報道をテレビで流すよう、ジャニーンに持ちかけるが、彼女はその話の裏に巨大な陰謀を感じ取る。
アーヴィングが新作戦について語っている頃、この作戦は既に実行に移され、小隊がヘリで目的地に向かっていた。しかし、山中で襲撃に会い、2人の若い兵士がヘリから転落。重傷を負った彼らは敵が包囲され、命が危険にさらされる。
一方、この2人の兵士の恩師であるカリフォルニア大学のマレー教授は、自分の将来にさえも無関心になっている一人の学生を呼び出し、2人が何故志願兵になったのかのを例に人生の意味について語り始める

スター出身の監督、ロバート・レッドフォードの7年ぶりの作品で、原題は「LIONS FOR LAMBS」。主演の記者にメリル・ストリープ、議員にトム・クルーズ、教授にロバート・レッドフォードなど、豪華キャストが共演している。
9.11の同時多発テロ以来アフガニスタンやイラクに派兵し、多数のアメリカ兵士が戦死している対テロ戦争、それが本当にアメリカの為なのか、それとも政治的な思惑からだけなのか・・。政治家、ジャーナリスト、大学教授、兵士、それぞれの視点から命の尊さや政治的な意味を描き出した、衝撃的なヒューマンドラマである。
ただ、同時に3つの話が同時進行して、それも過去と現在が入り混じっていて、ストーリーとしては分かり難い。また、インタビューや教授の話すシーンが長すぎ、単調でもある。

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  1. 2008/04/27(日) 21:13:18|
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夕凪の街 桜の国

■夕凪の街 桜の国
■製作: 2007年 日本
■監督: 佐々部清
■主演: 田中麗奈
□評価: ★★☆  Max=3

平野皆美は広島の原爆で父と妹を失い、弟の旭は水戸の叔父の家の養子となり、母とふたり暮らし。投下後13年が経っが、すでに被爆のケロイドが残る皆美は恋愛も結婚も諦めていた。そんな折、職場の同僚打越から告白をされるが、被爆直後の凄惨なトラウマが彼女の恋心を阻み、怯えてしまう。そんな皆美を打越は優しく包み込んでくれるが、十数年ぶりに尋ねてきた弟と打越の腕の中で息を引き取る。
それから半世紀後、弟の旭は定年を迎えた老人になっていた。普段から父の数日消える謎の行動を不審に思っている娘の七波は、ある夜家を抜け出した父親の後をつける。駅で幼馴染の東子と偶然に出合った彼女は東子と一緒に、父の乗る広島行きの夜行バスに乗る。そして広島で彼女は今迄誰も話してくれなかった家族や伯母のことを知ることになる。

『チルソクの夏』『半落ち』の佐々部清監督がこうの史代の同名漫画を映画化。前半を皆美を中心とした被爆からの十数年、後半を皆美の弟の娘七波を描く現代に分けた二部構成。回想シーン折込むなど独自の演出法で、原爆のもたらした家庭や恋愛の悲劇を、静かだが感銘深く描き出した。
麻生久美子が繊細な情感を持つ皆美を、田中麗奈がサッパリとした個性の七波を好演している。共演は藤村志保、伊崎充則、堺正章、中越典子など。
戦争は悲劇しかもたらさないという反戦メッセージが、自然とそして切実に伝わってくる傑作だ。

  1. 2008/04/05(土) 14:09:17|
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らいむ

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