映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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幸福のスイッチ

■幸福のスイッチ
■製作: 2006年日本
■監督: 安田真奈
■主演: 上野樹里
□評価: ☆☆ Max=3

21歳の怜はイラストレーター。和歌山で電器屋を営む父親に反発して、東京のデザイン会社で働いている。新人にもかかわらず、その我がままさで上司と衝突し、勢いで会社を辞めてしまう。そんな折、高校生の妹から姉が倒れたので暫く手伝って欲しいと切符を同封した手紙が届く。急ぎ病院に行くと、入院しているのはアンテナ修理中に屋根から落ちて骨折した父親だった。採算度外視の「お客様第一」で、修理だけでなく頼まれればなんでもやってしまう父親とは元からソリがあわないが、仕方無く店を手伝うことにする。しかし、手伝いに身が入らず、我がままでふてくされている怜に家族はやきもき。しかしそのうちに、父親が地域の人たちに愛されていることに気がつく。

監督はこれがレビュー作となる安田真奈だが、企画・脚本に十年以上もかけたとのこと。
主演は「スウィングガールズ」「のだめカンタービレ」の上野樹里で、ワガママ、自己中の演技は、今まで以上に存在感がある上手さ。共演には元歌手とは思えない中年オヤジの味のある演技の沢田研二、「紙屋悦子の青春」で好評をはくした本上まなみという面白いキャスティング。
和歌山の田舎町人との交流と家族愛との中で、成長する女の子を描いた田舎ならではの、ゆったり感と人情を感じさせるホッとする作品だ。


追記
沢田研二を元歌手と書いたら「現役で毎年アメバムを出している。よく調べて書くように」とのお叱りを頂いた。「元」を削除して「歌手とは思えない・・・」に訂正して読んでいただきたい。

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  1. 2007/04/28(土) 17:33:56|
  2. 映画寸評
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

東京タワー
オカンとボクと、時々、オトン

■製作: 2007年日本
■監督: 松岡錠司
■主演: オダギリジョー
□評価: ☆☆☆ Max=3

1966年の小倉、3歳のボク・まぁくんは、真夜中に玄関の戸を蹴破って帰った泥酔したのオトン(父)に、土産だと焼き鳥の串を食べさせられた。オカン(母)は、こんなメチャクチャな遊び人のオトンに愛想をつかし、ボクを連れて筑豊の実家に戻ってきた。そして、妹の小料理屋を手伝いながら、オカンは女手一つでボクを育てた。15歳になって、ボクはこの町を出て大分の美術高校に入学、その後は東京の武蔵野美大を留年しながらなんとか卒業する。仕事もせずに、オカンからの仕送りを頼りにし、それでも足りず借金を重ねていた。そんな中、オカンが甲状腺癌に侵されて手術したことを知らされる。

リリー・フランキーが亡き母への思いを綴ったベストセラー自伝小説の映画化。監督は『さよなら、クロ』の松岡錠司、キャスティングは主人公の“ボク”にオダギリジョー、“オカン”にベテラン女優の樹木希林。そして若い頃のオカンには樹木の実娘の内田也哉子が味のある初出演をしている。オトンには小林薫、恋人のミズエに松たかこ、そのほか渡辺美佐子、結城美枝子、宮崎あおい、松田美由紀、柄本明、寺島進、仲村トオルなどの芸達者がチョイ役で顔を出す豪華キャスティング。オダギリのまぁくんは頼りなげでナイーブさを醸し出し、母親への強い思いが観ている側に自然と伝わるような良い出来で、テレビの速水もこみちとは比較にならない。樹木のオカン役は、明朗で強い母親とともに死期迫る時の演技は流石だ。オダギリの静かなナレーションを挟みながらの思い出と現在の行ったり来たりだが、それも気にならない145分。
また、昭和の筑豊炭鉱の町や鉄道、バスなどテレビドラマとはまったく違って、リアルに丁寧に出来ている。
母と子の深い愛情、それを取り巻く心優しい人々の愛をテーマに感動作で、やはりハンカチは持参したほうが良い。

  1. 2007/04/14(土) 16:48:55|
  2. 映画寸評
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あかね空

あかね空
■製作: 2006年日本
■監督: 浜本正機
■主演: 内野聖陽
□評価: ☆☆ Max=3

深川の相州屋清兵衛と女房のおしのは、永代橋の上で知り合いと話し込んでいるうちに、息子の正吉が迷子にしてしまい、方々捜すが、行方知れずとなってしまう。
それから18年後、京で豆腐職人の修業を積んだ永吉が深川蛤町に豆腐屋を開くためにやってくる。長屋に住む朗らかなおふみは、好意を抱き何かと世話を焼くようになる。永吉が作る「京や」の上方豆腐は、腰がある江戸の豆腐とは違って柔らかく、なかなか売れなかったが、おふみが永代寺に売れ残った豆腐を喜捨させることを思いつく。永代寺出入りの相州屋に挨拶にやってきた栄吉とおふみに、清兵衛は「勝手にやりな」と許可を出す。それには、息子正吉の姿を栄吉と重ね合わせ毎日京やの豆腐を買っているおしのへの思いやりでもあった。そして何とか店も軌道に乗り、二人は夫婦となり、三人の子供もにも恵まれる。

時代小説の第一人者山本一力の直木賞受賞作を「スパイ・ゾルゲ」で監督補を務めた浜本正機が監督め映画化。3年前に映画監督から引退宣言した篠田正浩が2年前から温めてきた企画し脚本を書いた作品。NHK大河ドラマ「風林火山」で主役の山本勘助を演じている内野聖陽と「嫌われ松子の一生」で日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞の中谷美紀が、京男永吉と江戸女おふみ役をうまく演じている。また内野は二役で賭場をしきる大親分役=正吉も演じている。共演は岩下志麻、石橋蓮司、中村梅雀、泉谷しげるなど。
親子二代の江戸下町の人情話を、生真面目な親父、店を仕切る女房、賭場に入り浸る長男、小悪党の平田屋・・などが、小気味良く飽きさせずに見せてくれる。
冒頭の永大橋から富士山を望むCGは圧巻で、これらを初めとしてデジタル処理も良い。

  1. 2007/04/01(日) 17:23:20|
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らいむ

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