映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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隠し剣 鬼の爪

■隠し剣 鬼の爪
■製作: 2004年日本
■監督:山田洋二
■主演:永瀬正敏
□評価: ☆☆☆ Max=3

幕末の東北庄内・海坂藩の下級武士片桐宗蔵は、母と妹、女中のきえ、下男とで貧しくても明るい生活を送っていた。母が亡くなり、妹は友人に、そしてきえも商家に嫁入りしていった。ある日宗蔵は、きえが嫁ぎ先で虐げられていることを知り、寝込んでいたきえを背負い連れ帰る。きえは宗蔵のもとで元気になるが、女中にてを出したと世間のうわさになり、やがてきえは宗蔵のもとを去っていく。そんな折、江戸で謀反を起こし藩に戻されて投獄されていた、同じ剣の師範についたことのある友人弥市郎が脱獄。宗蔵は、人質をとって立てこもる弥市郎を切るように命じられる…。

名匠・山田洋次監督が『たそがれ清兵衛』から2年、再び藤沢周平の時代劇小説をスクリーンに登場させた。主人公の下級武士に永瀬正敏、身分違いだが憎からず思う女中に松たか子をキャスティング、周りには緒形拳、小林念侍、田中邦衛、倍賞千恵子、吉岡秀隆,小澤征悦などそうそうたる名が連なる。永瀬は殺陣は『たそがれ清兵衛』の真田には負けるものの、清貧の武士をスッキリと演じている。三部作の最新作「武士の一分」のキムタクとは雲泥の差。男女や家族の愛を描いたものだが、細かい人間描写は流石山田監督で、ストーリーの流れも良い。庄内弁のやわらかさ、日本にも未だあんな景色が・・というような風景も見る者に安心感を与える。冨田勲の音楽も作品を引き締めている。
三部作の中では一番の出来と評価したい。

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  1. 2007/02/24(土) 20:46:59|
  2. 映画寸評
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たそがれ清兵衛

■たそがれ清兵衛
■製作: 2002日本
■監督:山田洋二
■主演:真田広之
□評価: ☆☆☆ Max=3

幕末の庄内地方の小さな藩の下級武士の井口清兵衛は、妻が病に倒れ、治療のために貧くい生活を余儀なくされるが、その甲斐もなく妻は亡くなり、面倒を見るのに手がかかる二人の幼い娘とボケかけた母が残された。貧しい生活のため、身なりを構うゆとりもなく、古着のような着物を着たきり、庭に野菜を育て、夜は虫かご作りの内職に励む毎日だった。 そんな生活を維持するため、勤めが終わるとすぐに城を後にすることから仲間には「たそがれ清兵衛」と呼ばれていた。しかし、幼なじみ朋江が襲われるのを救ったことから、剣の腕が立つことが藩にも知れてしまい、ついには上意討ちの討ち手に選ばれてしまう…。

藤沢周平の短編『たそがれ清兵衛』をベースに、巨匠・山田洋次が時代劇を初めて監督。綿密な時代考証で当時の下級武士の生活を忠実に再現。家、囲炉裏、行灯などの大道具に加え、着物の汚れやほころびなど細部にもこだわりがみえる。なお、山形の庄内弁は観客に分るように、気を配って現地のものから変えているが、これがなんとも耳に着心地が良い。
清兵衛を演じるのは真田広之で、この清貧の下級武士はまさに適役で、殺陣のシーンもリアルで実に上手い。これまでの彼の作品の中でも最上位の演技といっても良いだろう。朋江役は宮沢りえだが、清楚で内面の弱さ・強さを微妙に出していて、「隠し剣・鬼の爪」「武士の一分」の三部作の女優(松たか子、檀れい)の中では一番ではないか。
余談だがストーリーは、原作者藤沢周平がデビューする前に奥さんを若くして亡くりし、幼い娘と老母をかかえて生活したという実生活を反映したものだそうだ。

  1. 2007/02/24(土) 20:45:49|
  2. 映画寸評
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天国は待ってくれる

天国は待ってくれる
■製作: 2007年日本
■監督: 土岐善將
■主演: 井ノ原快彦
□評価: ☆☆  Max=3

東京・築地にある小学校に父親が築地育ちの転校生「宏樹」が入ってくる。その日のうちに鮪卸商の息子「武志」と喫茶店の娘「薫」と仲良くなり、やがて掛け替えのない友達になり、永遠の友情を誓うのだった。やがて三人は成人し、それぞれの夢であった、朝日新聞記者、鮪卸、銀座鳩居堂の店員となったが、相変わらずピュアな友情で結ばれていた。そんなある日、二人を呼び出した武志は、突然薫にプロポーズする。宏樹は突然のことに戸惑い、薫への想いを隠して賛成をする。薫も宏樹への感情を抑えたまま承諾してしまう。そして結婚式当日、祝宴会場である薫の実家の喫茶店で、配達帰りの武志を待つ人達に入ったのは、武志の交通事故の知らせだった。それから3年、武志の意識は戻らないままだった。

TV『ちゅらさん』『ビーチボーイズ』、映画『いま、会いにゆきます』などの人気脚本家岡田惠和の同名小説を映画化した青春ラブストーリー。監督は、これがデビュー作となる土岐善將。宏樹役にV6の井ノ原快彦、武志役に元EXILE清木場俊介とアイドルが就いているが、井ノ原のほのぼのとした感じが全体の柔らかさを醸し出し、清木場の男臭さも新鮮。薫役は岡本綾だが『地下鉄に乗って』のほうが良かったような気がする。三人の周りを蟹江敬三 ・ いしだあゆみ・石黒賢などが固めているが、蟹江はバイプレーヤーながら、流石の存在感である。ストーリーは、『人情が厚い築地を舞台にした、幼なじみの3人の切ない青春ストーリー』という極ありふれたもので、岡田の作品としては物足りない。また、三人が小学生の頃の東京の風景と、現代の風景が同じなどもう少し雑で、丁寧な映画作りを望みたい。

  1. 2007/02/12(月) 14:52:29|
  2. 映画寸評
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プルーフ・オブ・マイ・ライフ

プルーフ・オブ・マイ・ライフ
■製作: 2005年アメリカ
■監督: ジョン・マッデン
■主演: グウィネス・パルトロウ
□評価: ☆☆  Max=3

有名な数学者で大学教授のロバートは、隠居後の5年間を家に篭り精神的に病んでいた。娘のキャサリンは大学を中退し、5年もの間、父の面倒を見る。そして父親は亡くなるが、キャサリンはその数学の才能を受け継ぎ、精神的な異常もまた受け継いでいた。そんなキャサリンを見かねて姉クレアはニューヨークに転居するよう手続きを進めてしまう。そして、ある日父親の教え子のハルがロバートが遺した130冊の研究ノートに誰も成し得ていない公式の証明があるのではないかと訪れる。そして葬儀後キャサリンはハルはとの恋におち、ハルに一冊のノートを渡す。そこには世界的な発見ともいえる証明が記されていて、キャサリンは自分が書いたものだと主張するが・・・

『恋に落ちたシェイクスピア』のジョン・マッデンが監督。主演は、その映画でアカデミー賞主演女優賞に輝いたグウィネス・パルトロウ。共演は父親役にアンソニー・ホプキンス、ハルに『デイ・アフター・トゥモロー』のジェイク・ギレンホール。アカデミー候補といわれた名作との呼び声が高いが、回想と現実とが入り混じったかなり疲れる映画。また、30を大きく回ったグウィネスが大学生を演じるのには、少し厳しいものがあり、恋人となるハルとは同年代の筈だが、姉と弟にも見えてしまう。アンソニー・ホプキンスの落ち着いた演技は安心して受け入れることができ、流石。

  1. 2007/02/10(土) 19:25:56|
  2. 映画寸評
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らいむ

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