■交渉人 真下正義
■製作: 2005年 日本
■監督: 本広克行
■主演: ユースケ・サンタマリア
□評価: ☆☆ Max=3
2003年11月にレインボーブリッジを封鎖して解決した「連続殺人事件」の直後、真下正義警視は、報道陣に取り囲まれ、警視庁初めての交渉人(ネゴシエイター)として、事件解決の経過を説明した。それから1年後警視庁には交渉課準備室が設けられ、真下はそこの課長となっていた。そしてクリスマスイブに、恋人とデートの約束をしていた真下に、突然室井管理官からの呼び出しがあった。東京地下鉄のクモと呼ばれる最新鋭実験車両が何者かに乗っ取られ暴走を繰り返し、その対応を一手に真下が負うことに・・。真下は数少ないスタッフとともに地下鉄の総合司令室に向かう。
「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品だが、青島に続く新たなヒコーローとして、今までは脇役だった真下を掲げた。次には室井管理官と続くようだ。鉄人28号のような車両の登場はアニメを思わせ意外性もあるが、交渉人としての駆け引きの面白さも少なく、ハラハラもそれ程でなく普通の娯楽映画といったところ。ただ、脇役の寺島進、國村隼がいい味を出している。
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- 2006/01/03(火) 16:57:48|
- 映画寸評
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