映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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アビエイター

aviator.jpgアビエイター
■製作:2004年 アメリカ
■監督:マーティン・スコセッシ
■主演: レオナルド・ディカプリオ
□評価: ☆☆  Max=3

映画監督とともに飛行機製作家の若き富豪ハワード・ヒューズは、映画『地獄の天使』の製作に莫大な予算をつぎ込み成功させる。監督した映画のためには妥協を許さない破天荒な行動とキャサリン・ヘップバーンなどと女優との浮名を流し、映画界の寵児となる。航空会社を買収し、軍用飛行艇ハーキュリーズの開発に乗り出すが、新型偵察機のテスト飛行中に自ら操縦桿を握って墜落し重傷を負ってしまう。そして戦争の終結とともに空軍からハーキュリーズの契約を取り消され、軍用資金横領の疑いで聴問を受けることになる。そんなヒューズの内面では、完璧を追求する性格もあり、精神を侵されていく。

ディカプリオ製作・主演、マーティン・スコセッシ監督作で2005年度アカデミー賞最多5部門に輝く作品。常に強気で映画と飛行機作りに突き進み、恋愛・精神病に悩む青年実業家ヒューズを演ずるディカプリオは凄みさえ感じさせる。そして、20年代のアメリカを背景にヒューズという人間をスクリーンに炙り出すスコセッシ監督の才能と技はさすがである。
しかし、3時間を飽きさせずというには、ストリーにもう少し盛り上げがあってもいいのではないかと思う。


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  1. 2005/08/27(土) 09:17:20|
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シンデレラマン

cindellera.jpgシンデレラマン
■製作:2005年 アメリカ
■監督: ロン・ハワード
■主演: ラッセル・クロウ
□評価: ☆☆☆  Max=3

ジム・ブラドックは前途有望なボクサーとして、その実力を認められ、美しい妻メイと3人の子供とで幸せな生活を送っていた。しかし、試合で右手を骨折し勝利に見放され引退に追い込まれる。時を同じくして全米を大恐慌が襲い、人々の生活は困窮。ジムも失業者となり過酷な港湾労働でわずかな日銭を稼ぐが、そんな仕事にすらありつけない日の方が多く、食べ物も買えず電気も止められてしまう。出口の見えない不況の中で、妻は子供を預けることを提案するが、ジムは全てを失った今、家族だけが彼の全てで、家族が一緒にいることに固執する。 人生の転機は、ボクサー時代のマネージャーだった古くからの友人によってもたらされる。勝ち目がない新進ボクサーとの一夜限りのカムバック試合の話を持こんできたのだ。だが、そのわずかな報酬もブラドック家にとって大きな救いであり、ジムは再びリングに立つ。そしてこれが、アメリカ中を希望で包み込む奇跡の序章となる。

オスカーの呼び声も高い実話に基づく2時間20分の大作。家族、友人そして諦めないことの大切さを大恐慌下のボクサーの生活と迫力ある試合を通して描いている。ラッセル・クロウの主人公ブラドックになりきった好演、妻メイを演じるレネー・ゼルウィガーの控えめな演技、個性派俳優であるポール・ジアマッティの存在感ある親友役、それらがうまくストーリーを盛り上げ、長時間も気にならない。
銀座ヤマハホールでの試写会であったが、狭い椅子、フラットな床で見えない画面で、映画が素晴らしいだけに、これは残念だった。


  1. 2005/08/24(水) 06:02:21|
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亡国のイージス

aegis.jpg亡国のイージス
■製作:2005年 日本
■監督: 阪本順治
■主演: 真田広之
□評価: ☆☆☆  Max=3

海上自衛隊のイージス艦「いそかぜ」の宮津副長は某国工作員のヨンファと結託、艦長を殺害し訓練中の艦を乗っ取る。彼らは米軍から盗んだ毒ガス兵器の照準を東京に合わせたと日本政府に要求を突きつける。 防衛庁情報局の内事本部長らが解決に当たるが、最新鋭の防空システムを持つイージス艦を前になす術がない。そんな中、艦の構造を知り尽くす仙石先任伍長は艦を取り戻すべく、謎の乗員、如月一等海士とともに、敢然とテロリストに立ち向かう。

58万部を超えるベストセラーとなった福井晴敏の同名小説は日本推理作家協会賞・日本冒険小説協会大賞・大藪春彦賞の3賞を受賞。コミック化に続き、発足50周年を迎える防衛庁、そして海上自衛隊、航空自衛隊の全面協力を得て映画化。それだけに、艦船・戦闘機などの実写もふんだんで、日本映画には珍しくスケールが大きく、リアリティある作品に仕上がっている。キャストも、中井貴一・寺尾聰・佐藤浩市・原田芳雄と実力派を揃えている。
難は、親子関係や家族の関係が理解しにくいこと。

  1. 2005/08/16(火) 14:15:47|
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大統領の理髪師

daitoryo.jpg■ 大統領の理髪師
■製作:2004年 韓国
■監督: イム・チャンサン
■主演: ソン・ガンホ
□評価: ☆☆☆  Max=3

1960年代の韓国。理髪師として大統領官邸のお膝元の街で平凡に暮らすソン・ハンモは、5.16クーデターで軍事政権が成立したある日、青瓦台に呼ばれ突然大統領の理髪師に指名されてしまう。その日から、大統領の髪を切るのにも冷や冷やものなのだが、大統領側近の権力闘争もたびたび見ることになり、気分は優れない。ある日、北朝鮮のスパイがソウルに入り込み、接触した人は下痢をともなう“マルクス病”にかかっているという噂が広まり、政府は下痢の人を残らずスパイ容疑で捕らえることにする。ハンモの一人息子ナガンも下痢になってしまい、ハンモは当局を恐れるあまり息子を警察に連れていってしまう。

韓国で公開後、1ヶ月で200万人を動員した大ヒット作品で、第17回東京国際映画祭の最優秀監督賞&観客賞でもある。60年代の圧政下の庶民が政治に翻弄されながらも家族のために生きる様子を優しくそして淡々と描いた作品で、何とも言えない暖かさが伝わってくる。スターの活躍が目に付く韓国映画だが、渋さもある名優ソン・ガンホの演技と長編初監督というイム・チャンサンのタッグで「作品力」によって勝負できる感動の映画。


  1. 2005/08/13(土) 09:29:45|
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フライト・オブ・フェニックス

fligtofphoenix.jpg■フライト・オブ・フェニックス
■製作:2004年 アメリカ
■監督: ジョン・ムーア
■主演: デニス・クエイド
□評価: ☆☆  Max=3

閉鎖された石油採掘所の作業員と廃材を運搬するプロペラ機が、巨大な砂嵐に遭遇してゴビ砂漠の真ん中に不時着する。操縦士のフランクは、状況が最悪なのを察し助けを待つしかないと悟る。しかし、本社はコスト削減で捜索部隊を出す予算などないことに気が付き、11人の生存者は絶望の淵に立たされる。そんな時に正体不明だった若い男が、飛行機の破損していない部分で新しい飛行機を造ることができると言い出す。

1965年の名作「飛べ!フェニックス」のリメイク。この作品を見たことがなくても、どこかで見たことがあるようなストーリー。ろくな道具も無くて貨物機をばらして小型機に組み立てられるはずが無い、盗賊が突然現れるということは近くに集落がある筈などと難しいことを考えなければ、気軽に楽しめる。単純な展開だけに、11人の登場人物は少し多すぎる感じ。

  1. 2005/08/05(金) 23:39:19|
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