映画館 【Lime Light】

ちょっと空いた時間に観た映画。 元気が出るもの、癒されるもの、考えさせられるもの・・。 そんな作品の寸評を載せています。

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マネーボール

マネーボール
■製作: 2011年アメリカ
■監督: ベネット・ミラー
■主演: ブラッド・ピット
□評価: ★★☆   Max=3

元プロ野球選手のビリー・ビーンは、アスレチックスのゼネラルマネージャー(GM)に就任する。貧乏球団のアスレチックスは、優秀な選手は雇えず、逆に有望選手を他球団に引き抜かれ、成績は低迷したまま。ビリーは、ある時イェール大出身でデータ分析に長けた25歳のピーター・ブランドと出会う。そして、二人は統計データを駆使して選手の将来的な価値を予測し、低予算で強いチームという「マネーボール理論」を作り上げる。
しかし、この理論にもどづく基ずく改革は、古株のスカウトマンや監督のみならず選手からも反発を買ってしまう。この中、ビリーとピーターは揺るぎない信念のもと、将来価値が高い控え選手の出番を作るためにレギュラー選手たちをトレードに出すなど独自のマネジメントを強行していく。

メジャーリーグ「オークランド・アスレチックス」の実在のGM:ビリー・ビーンの半生を、ブラッド・ピット主演で映画化。メジャーリーグの常識を打ち破った「マネー・ボール理論」により、常勝球団に育てあげた型破りな男の奮闘を描く。
監督は「カポーティ」のベネット・ミラー。共演のピーターには、今作でゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネートされたベネット・ミラー。その他フィリップ・シーモア・ホフマンやロビン・ライトなど実力派が競演している。
実話に基づくベストセラー書を映画化だけあって、本物の選手や名前が出てきてリアルなものとして見ることができる。ストーリー展開も、「シンドラーのリスト」のスティーブン・ザイリアンと「ソーシャル・ネットワーク」のアーロン・ソーキンが脚本を担当とあって、サクセスストーリーだがスリルも楽しめる
  1. 2012/04/30(月) 07:41:41|
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神様のカルテ

神様のカルテ
■製作: 2011年日本
■監督: 深川栄洋
■主演: 櫻井翔
□評価: ★★☆   Max=3

栗原一止は、信州松本市内にある本庄病院に勤務する勤務5年目の内科医だ。医師不足の中「24時間365日」の看板を出していることもあり、専門の消化器だが、救急の当直も担当し、3日寝ないこともあるほどの激務をこなしている。初めての結婚記念日を忘れるほど多忙を極める一止にも、夏目漱石を読むこと、写真家で素朴な妻と過ごす一時、そしてアパート?御岳旅館での風変わりな住人たちとの暮らしが、和める時間があった。
そんな一止に、大学病院の医局から熱心な誘いがあり、医局に行くかどうかで一止の心は揺れる。ある日、その大学病院の研修に参加し、末期がん患者の安曇雪乃を診察する。余命半年と診断され大学病院から見放された安曇は、本庄病院の一止を訪ね「ここに入院したい」と懇願し、了承される。一止は、安曇と触れ合う中で医療とは何か、ジブが進むべき道はどれかを考え始める。

2010年の本屋大賞第2位の夏川草介の同名小説を映画化。メガホンは「60歳のラブレター」「白夜行」の深川栄洋がとり、医療とは何か、生きる事とは何かの問いかけをテーマに、成長していく若い医師の姿を温かく描いた作品。主演は、「嵐」の櫻井翔。共演は、同僚医師に要潤、吉瀬美智子、看護師に池脇千鶴、末期がん患者に加賀まり子などだ。妻役の宮崎あおい、先輩医師役の柄本明の演技が特に光っている。
テーマ曲の作曲とピアノ演奏を辻井伸行が担当し、これは聴かせる。 
作品としては医療ものというよりヒューマンドラマの領域だが、前半で結末までの展開が読めてしまい、また主演櫻井の芝居も作り過ぎで、ドラマへの入り込みが削がれる。更に、美しい松本という宣伝があったかと思うが、病院やアパートでのシーンが多く、物足りない。原作の良さだろうが、最後に明かされるタイトル最後に明かされる「神様のカルテ」の意味には、ジンと来るものがある。
  1. 2012/03/24(土) 16:42:43|
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おかえり、はやぶさ

おかえり、はやぶさ
■製作: 2012年日本
■監督: 本木克英
■主演: 藤原竜也
□評価: ★☆☆   Max=3

2003年5月9日、小惑星イトカワのサンプルを採取して地球に持ち帰えろうと、小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられた。そのプロジェクトメンバーの一人JAXAのエンジニア助手の大橋健人は、失敗した火星探査機「のぞみ」のプロジェクトを率いた父への想いを胸に、毎日を忙しく過ごしていた。
しかし、イトカワの近くまで順調に飛行していた「はやぶさ」は、着陸してからラブルに見舞われる。
エンジンからの燃料漏れ、四つのメインエンジンの全停止などを必死の努力で復旧対応したのもつかの間、通信が断絶し宇宙のどこかに消え行方知れずになってしまう。マスコミは「はやぶさ」の失敗を報道して、いつしか人々の記憶から去り始めたある日、しつこく行方を捜していた野辺山にある追跡センターが、「はやぶさ」の微弱電波を捉える。

三社競作企画映画“はやぶさ”の松竹版。60億キロ約7年におよぶ宇宙の旅でイトカワのサンプルを持ち帰るという快挙を達成した「はやぶさ」の挑戦を、エンジニアの視点を通じて描いた作品。
監督は、『釣りバカ日誌』シリーズや『犬と私の10の約束』の本木克英。
メインのエンジニア助手を『DEATH NOTE デスノート』『カイジ』シリーズの藤原竜也が熱演。助演の女性メンバー役の杏もしっかした演技を見せている。その他、共演は三浦友和、大杉漣、中村梅雀、豊原功補、宮崎美子、森口瑤子などベテラン芸達者たち、お笑い界からカンニング竹山、ココリコ田中直樹、まえだまえだの前田旺志郎など名前の売れた布陣を敷いている。

しかし、ドラマ部分があまりに陳腐なのと、図形入りでの説明や子どもにナレーションもあるのとで、ヒューマンストーリーなのか科学映画なのか、どっち着かずの中途半端な出来となってしまった。
たたし、冨田勲の音楽は耳障りでなく、シーンぴったりと来るのはさすがだ。
  1. 2012/03/23(金) 15:47:47|
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ALWAYS 三丁目の夕日64

ALWAYS 三丁目の夕日64
■製作: 2012年日本
■監督: 山崎貴
■主演: 吉岡秀隆、堤真一
□評価: ★★★  Max=3

昭和39年の東京。高度成長の最中、東京オリンピックを控えて世の中は沸いているが、東京の下町の夕日町三丁目は、住民たちが和気あいあいと暮らしている。
小説家の茶川竜之介は、妻で元踊り子のヒロミと高校生になった古行淳之介とで仲良く暮らしている。もうすぐ子供が生まれるというのに、茶川は5年前に芥川賞の候補になったものの、今は少年雑誌の連載を持っているだけで、ヒロミが始めた小料理屋の上りに助けられて暮らしている。そんな中、茶川の連載は新人小説家に人気を奪われ、茶川は連載中止のピンチに立たされる。

一方、鈴木オートを営む鈴木則文は、妻のトモエ、息子の一平、住み込みで働く星野六子とで暮らし、事業軌道にのせて、店構えも立派にしている。六子は、新しく出来た後輩を厳しく指導をして仕事に勤しみ、今や彼女無しでは鈴木オートの仕事は回らないほどになっていた。すっかり女らしくなった六子は、以前に診てもらった医師に恋心を抱き、毎朝挨拶を交わすだけのために、おめかしをしてその若い医者を待つのだった。

西岸良平の漫画を原作に、昭和の東京を舞台にした『ALWAYS 三丁目の夕日』のシリーズ第3弾のヒューマン・ドラマ。1作目から監督・脚本・VFXを手がける山崎貴が、昭和39年の東京の景色や暮らしを、最新VFXを駆使し再現している。三丁目の住人は、前二作でおなじみの吉岡秀隆、堤真一、小雪、薬師丸ひろ子、堀北真希、三浦友和などが集結している。今作では、六子の恋人役に森山未來、雑誌編集者に大森南朋、茶川の父親に米倉斉加年など演技派ゲストを迎えている。
山崎は日本のVFXの第一人者であるだけに、再現された昭和の風景や人々の暮らしを堪能できる。2Dと3Dの両方が公開されていて、3Dを見たが飛び出してのけ反るようなシーンは最初と最後だけで、メインはそれほど疲れない画像となっている。
ホロリとする人情話も多く、涙もろい向きにはハンカチは欠かせない。
  1. 2012/01/21(土) 17:29:50|
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
■製作: 2011年アメリカ
■監督: ブラッド・バード
■主演: トム・クルーズ
□評価: ★★★  Max=3

ロシアのクレムリン宮殿で爆破事件が発生し、その容疑が米国極秘諜報組織IMFのイーサン・ハントが率いるチームに掛けられる。米大統領はロシアとの関係悪化を懸念して、イーサンチームを登録から抹消させる。汚名を着せられたハントは、国や組織IMFの後ろ盾を失い、チームの仲間だけで、クレムリン爆破の黒幕を追い、黒幕が目論む核弾頭によるテロを防ぐというミッションの遂行を余儀なくされる。
そして、その黒幕の取引現場は、ドバイの世界一の高さ超高層ビル、ブルジュ・ハリファ。最高のセキュリティ設備を備えたビルに果敢に挑戦するチーム。その中で、イーサンは特殊粘着装置を付けた手袋だけで地上800メートルのビル壁を登り、侵入を実行する。

第1作の「ミッション:インポッシブル」からはや15年、前作にあたる「M:i:III」からは5年ぶりとなる第4作目は、前作を監督したJ・J・エイブラムスが製作を担当、監督に「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」のブラッド・バードを起用した。IMFの諜報員のイーサン・ハント役は、このシリーズ第一作にプロデューサーを務めて以来主演を張っているトム・クルーズ。共演キャストには、「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー、「タイタンの冒険」「宇宙人ポール」のサイモン・ペッグ、「プレシャス」「デジャヴ」のポーラ・パットンらの豪華メンバーを揃えた。
この映画の見所は、何といってもトム・クルーズ自らのスタント。手に汗握る超高層ビルの外・内のシーンが素晴らしい。また、黒幕との取引シーンも緊迫していて楽しめる。シリーズ一番のアクション作品と言っていい。
  1. 2011/12/24(土) 15:04:18|
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アントキノイノチ

アントキノイノチ
■製作: 2011年日本
■監督: 瀬々敬久
■主演: 岡田将生
□評価: ★★★  Max=3

永島杏平には軽い吃音を持つ青年。高校3年生の時に、親しい友人がいじめに遭い、いじめの首謀者の同級生松井を襲った。その直後にその友人は自殺してしまう。杏平は、友人を守れず殺してしまったと悩み、心を閉ざしうつ病になってしまう。
徐々に快方に向かい、杏平は父親の勧めで遺品整理の会社CO-OPERSで見習いとして働くことにする。リーダーの佐相、先輩社員の雪に連れられて初仕事に行くと、そこは死後1ヶ月で発見された老人の部屋だった。二人が黙々と部屋の整理をしているのを見て、杏平は呆然とする。

何件かの仕事をするうちに杏平も馴れ、そこにあった命と向き合う現場を体験していく。
ある日杏平は、雪の手首にリストカットのあとを見つけ、高校時代レイプを受けた過去があることを知る。杏平にも、山岳部の登山で松井を殺そうとした過去があった。同じように心に傷を持っていることを知り、二人はお互いを理解しようとし、次第に惹かれ合うようになる。そして雪は、子を宿すが掛け替えのない命を守れなかったと告白する。その後、突然雪がCO-OPERSから姿を消してしまう。

さだまさしの原作を、『感染列島』の瀬々敬久の監督、主演 「プリンセス トヨトミ」の岡田将生、助演 『余命1ヶ月の花嫁』の榮倉奈々で映画化。過去を引きずる二人の若者が、遺品整理という仕事を通して、そこにあった「命」、人との繋がりの尊さを知り成長していく姿を描いた作品で、モントリオール世界映画祭でイノベーションアワードに輝いた。遺品整理いう仕事は死と隣合わせにあり、「命」を描がいている点で、「おくりびと」に通じるものがある。

共演は、佐相の原田泰造、CO-OPERS社長の鶴見辰吾、松井の松坂桃李のほか、檀れい、柄本明、宮崎美子など芸達者が顔を揃えている。主演の岡田は悩み抜く青年をしっかりと演じ、また原田は難しい役を見事に演じている。
さだまさしの小説が好きで、精霊流し、解夏、眉山は小説でも読み、映画も見ている。「アントキノイノチ」も上梓して直ぐに買い、早く映画化されないかと心待ちにしていた。小説の方が深みと広がりがあるが、映画でもメインテーマからはずれていない。もう一度小説を読む気にさせてくれた。
  1. 2011/11/26(土) 19:40:44|
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)

猿の惑星:創世記(ジェネシス)
■製作: 2011年アメリカ
■監督: ルパート・ワイアット
■主演: ジェームズ・フランコ,
□評価: ★★☆  Max=3

サンフランシスコの製薬会社研究所に勤めるウィル・ロッドマンは、アルツハイマーの薬を研究している。開発した新薬を、実験台として雌のチンパンジーに投与すると、新薬が脳を活性化させ目覚ましい知能の発達を見せるが、暴れだして警備員に撃たれてしまう。雌が死ぬ前に産んだ子をウィルは隠して持ち帰り、シーザーと名付けて育てる事にした。そして、シーザーに母親への新薬の効果が遺伝して、高い知能があることに気付く。
ウィルは、薬の効果を信じ、父のアルツハイマー型認知症を治そうと実験的に投薬をし、それによって一時はほぼ完治する。

3年後、ウィルと父親のもとで人間以上の知能を得たシーザーは、家の中を縦横無尽に駆け回るようになった。しかし、病状が再び悪化した父親が、隣人とのトラブルを引き起こし、それを屋根裏部屋から見ていたシーザーは父親を守ろうと暴れて、霊長類保護施設に入れられてしまう。
檻に囲まれた施設の中で、シーザーは飼育長から陰湿な虐待受け続ける。そしてシーザーは、施設内の猿たちの社会にも溶け込めずにいたが、やがて群れを率いるボスとの争いに勝利を収め、新しいボスとなって猿たちをまとめる。

チャールトン・ヘストンの第一作目以来SF史上の名作『猿の惑星』シリーズの第7作目の作品で、前作以来10年ぶりとなるシリーズの新作SFドラマ。
主役のウィルには『127時間』のジェームズ・フランコ、恋人役に『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピント、父親役にはトニー賞受賞の名優ジョン・リスゴーらが出演している。
『アバター』のWETA社が担当した猿のCGは、感情を込めた表情や本物の猿と寸分違わない動作などどれもが革新的。全体のCGも不自然さはまったく無く素晴らしい。
過去の作品のほぼ全作を見ていると思うが、第一作ほどの衝撃的なものはないが、CGIが素晴らしく、映画技術の進歩には驚かされる。
最後は、次作のプロローグとも取れる終わり方だった。
  1. 2011/10/15(土) 17:36:07|
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連理の枝

連理の枝
■製作: 2006年韓国
■監督: キム・ソンジュン
■主演: チェ・ジウ、チョ・ハンソン
□評価: ★★☆  Max=3

若い青年実業家ミンスは、そのルックスと社会的地位で、仕事ともに恋のゲームを楽しんでいた。ある雨の日、入院中の病院から抜け出した若い女性ヘウォンと車のしぶきをかけたことから知り合う。ミンスも追突事故を起こして、親友に病院に連れて行かれ、ヘウォンに再会する。そして人生を精一杯生きようとしているヘウォンの姿にミンスは恋に落ちる。
ある日、ヘウォンの主治医から呼ばれ、ミンスは彼女が余命いくばくもない難病であることを聞かされる。へウォンに残された時間は短いが、二人はと本当の愛に目覚め、病院を抜け出してはデートを重ねる。

「冬のソナタ」「天国の階段」などで“涙の女王“と呼ばれるチェ・ジウが、「オオカミの誘惑」のチョ・ハンソンと共演した悲恋の物語。監督はキム・ソンジュンでこれが初のメガホン。
最初から主人公が不治の病と分かってしまう難病物の映画だが、終盤に意外な展開となり、さらに涙を誘う設定となっている。これでもかと攻める韓国らしい悲恋作品だ。

「気連理の枝」とは、違う根から生えた二つの木の枝が、何故か繋がっている様、即ち男女の仲睦まじい様言う。白楽天の漢詩「長恨歌」にある。
  1. 2011/09/19(月) 14:44:46|
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天国への郵便配達人

天国への郵便配達人
■製作: 2009年韓国・日本合作
■監督: イ・ヒョンミョン
■主演: ジェジュン、ハン・ヒョジュ
□評価: ★★☆  Max=3

天国に居る亡くなった人たちへの手紙を入れる赤いポストが、広い野原にポツンと立っている。そのポストに手紙を投函しに来た若い女性ハナは、ポストの中に溜まっていた手紙をバッグに詰め込む青年ジェジュンに出会う。彼は、亡くなった人たちに手紙を届ける「天国への郵便配達人」だという。そして、ハナに時給2万ウォンで天国からの返事を配達するアルバイトをしないかと誘うが、話を信じることのできないハナは、気が狂っていると思い、断ってしまう。
しかし、割の良いアルバイトを探している彼女は、悩んだ末に誘いに乗ることにし、親しい人を亡くし懐かく思う人たちに、天国にからの返事の手紙を配達し始めるのだった。

日本人脚本家と韓国のスター俳優がタッグを組む、日韓共同ドラマプロジェクト「テレシネマ7」シリーズの1作のファンタジー・ドラマ。脚本はTVドラマ「ロングバケーション」の脚本や「ハルフウェイ」の監督として日本で活躍する北川悦吏子が書き下ろした。メガホンは、韓流ドラマ「ごめん、愛してる」などを手掛けたイ・ヒョンミンが取っている。

主演は、映画初主演の東方神起:ジェジュンと「春のワルツ」「華麗なる遺産」のハン・ヒョジュの二人で、感情の起伏が激しいハナをハンが好演している。

物語は、天国にいる人たちに手紙を届け、返事を届けるという、残された人と死者を繋ぐ仕事を描いたものだが、美しい風景もあり、切なくて優しいファンタジーに仕上がっている。また、脚本の北川が自ら字幕を担当しているだけに、自然でありながら美しく、ぴったりとくる。

  1. 2011/08/28(日) 09:33:19|
  2. 映画寸評
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ツリー・オブ・ライフ

ツリー・オブ・ライフ
■製作: 2011年アメリカ
■監督: テレンス・マリック
■主演: ブラッド・ピット
□評価: ☆☆☆  Max=3

老年に差し掛かったジャックは、建築家としては父親の期待通りそれなりに成功しサンフランシスコで暮らしている。生活は豊かだが、その心は憂いあふれ晴れることはなく、思い出すのは子供時代のことばかりだ。
1950年代半ばのテキサスの小さな町、オブライエン夫妻は3人の息子に恵まれ、満ち足りた生活を送っていた。父親は、西部男らしく子どもたちに厳しく接し、中でも長男のジャックには特に厳しい躾で臨んだ。一方美しい母親は、どんな時でも子供たちの味方となり、すべての愛情を注ぎ込んでいた。一見幸福そうな家族の中で、ジャックは厳格な父親と優しい母親との間で、徐々に孤独を感じるようになる。

「天国の日々」「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリック監督が、ブラッド・ピット、ショーン・ペンを主演に、神様の偉大さと人間の小ささを描いたというファンタジー。
二大スターの共演、カンヌ映画祭でパルムドール賞の作品だけに期待して見たのだが、哲学的・宗教的な映像と音楽・讃美歌に終始し、まったく受け付けない作品だった。タイトルの「The Tree of life」は旧約聖書に登場する“生命の樹”の意味だそうだが、キリスト教徒ではないので、見た後に爽快感も感動も残らず、異様で気味の悪い映画を見てしまい、ブログ初めての評価ゼロを付けた。
  1. 2011/08/16(火) 14:37:50|
  2. 映画寸評
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